国語では「読む力」が大切になる

国語はつきつめれば「読解力」が最重要ポイントになります。
中学に進み、高校受験ともなれば、文法をはじめ難しいポイントものきなみ増えてきますが、国語の基本は「読む力」です。

漢字や、熟語といった例題は、極端に言えば必死に暗記すれば100点がとれます。勉強方法といった内容よりも「やるか・やらないか」に尽きます。

しかし、文章の読解力は一朝一夕では身に付かないものです。
ところが読解力がないと、国語のみならず、算数や理科でもつまずく原因になります。テストの「問題の意図」を素早く、的確に読み切れなくては、最終的に好成績を望むのは難しくなるからです。

家庭学習では、長文読解のコツやポイントを親が上手に教えるのは難しいものです。テクニックは実際にありますが、これはやはり、学校の教師やプロの先生でないと、うまく説明できないものです。
それよりも、まず低学年ならば、音読をさせましょう。
実際に聞いているとわかることですが、低学年のうちはただ「ひらがな」を追ってるだけで意味もわからず、流し読みになりがちです。ですから、きちんと読ませて、親が「たぬきはどうして泣いているの」と内容を確認するような質問をしてみるのもいいかもしれません。
読ませる時には指を文章にあてさせて、今どこを読み、どういう内容なのかを「意識する」ことを「意識させる」のが大切です。

学年が進むにしたがって、文章の内容も説明文や随筆など多種多様なものに触れさせましょう。読解力をつけるために、短い文章と数問の問いがついたドリルもたくさん出ています。こうした10分程度で終わるようなドリルを毎日やらせて、文を読み問いに答えるといった様式に慣れさせるのもいい方法です。

家庭学習といった意味合いから少し離れますが、読む力をつけるには「読書」がもっとも有効です。ですから、お子さんが本を読む機会を増やす、親子で同じ本を読み感想を言い合う、面白そうな本をすすめるなど、読書に親しむ環境を作り、導く事も、ひとつの立派な家庭学習だと思います。