なんで勉強をしなくちゃいけないの? という子供の問いかけに対して

やる気をなくした子供がよくする言葉に「なんで勉強なんかしなくちゃいけないの?」という親に対する問いかけがあります。

この質問、けっこう難題です。しかも、子供が一度は口にするもっともスタンダードな質問でもあります。

やる気に関連づけして考えるのならば、「勉強する理由」に子供本人が納得すれば、やる気は再び出てくるとうい事になりますね。

親としては勉強するのは「当たり前」だとか、親の仕事と一緒で勉強は子供の仕事だ、というような「理由にならぬ理由」で逃げるタイプと、将来勉強をしないと仕事につけない、頭が悪い子は大きくなってお金持ちになれない、勉強をしないと学校に進めず仕事にもつけなくて、最終的に不幸になる、といったようなネガティブなイメージで答えるタイプといます。

しかし、どちらもあまりよい方法とは言えません。

この手の質問を子供にされた場合、まずお子さんの考えを聞いてみましょう。
特に将来何をしたいのか、小学生ならどんな中学に行きたいのか、サッカーや部活などやりたい事はあるのか、例えばお父さんみたいに仕事をして家族をもちたいのか、といった具体的な話をしてみましょう。
したい事、やりたい事があれば、それに「勉強」をつなげてみましょう。
サッカー選手になるんだってルールを理解し、戦略を立てるにはいろいろな勉強が必要になること、その基礎として学校の勉強がある事、などを説明してあげましょう。

学校を出て、いずれ「何かになりたい」時がきたときに、何も勉強していなくて、極端な事を言えばひらがなが読めず、簡単な計算もできなかったら、「自分のやりたい事をめざすこともできない」のです。逆に今がんばって勉強したら、いろいろな力が子供について、将来の夢が決まったときに「きっとその夢が叶う手助けになるよ」と話してあげましょう。

一番大切なのは、どうしてそのような質問をしているのか、子供の今の状況を、会話の中で見つけていくことです。
何が嫌で、どうして勉強をやりたくないと思ったのか、という気持ちを、こうした会話の中から吐き出させてあげてください。
直接「なんで勉強が嫌なの」と聞くよりも、会話の中で自然と子供自身も吐き出せるように導けるといいですね。