視覚的な教材を利用して、理科を身近なものにさせよう

理科の勉強をご家庭でしようと考えたときに、利用しやすいのはホームページです。
教材やドリルもいいのですが、理科の場合は動画による解説が非常にわかりやすいことがあります。ドリルなどで暗記ものを何度も練習させるとか、公式的な問題を解かせるのはいいのですが、インターネットを使用すると、実験問題などを実際に実験を見ることでもう少し感覚的に理解できる事があります。

低学年のうちはゲーム感覚で、デジタル教材を使うのも悪くありません。また、自然環境やミクロの世界、昆虫などについても、色あざやかな動く図鑑を見る事、あるいは動かしたりして遊ぶなかで興味がわいてくるかもしれません。

理科の成績アップは、暗記部分を別にすると、少々勉強したからといってすぐに結果があらわれてこないので、お子さんによってはやる気を失ってしまうことがあります。
また、観察や実験の経過を問うような問題は、本人の体験か、体験したかのようにその実験内容を「考える・想像することができる」ことがポイントになってきます。
すべての実験や観察を実際には体験できませんから、こうした視覚的な刺激で子供の心に植え付けるというのも、ひとつの方法ではあります。

理科はとにかく、本人が「面白そうだな」と思う事がまず一番大事な教科です。観察や実験にも、公式や定式、決まりを覚えた上で体験するとより面白い、実際に実験したみたことが学校で習った事と自分の中で関連づけることができて「あ、そうか!」と思った瞬間の喜びをさせてあげましょう。

そうすれば、単純な棒暗記にならず、理解した上での暗記になり、理科の応用的な問題にも順応できるようになります。した事がない実験でも、それまでの経験から積み重ねて考える力を持っていれば、基本的に小学校の理科の範囲はさほど難しいものではないので、きっとうまくいくはずです。

家庭で簡単な実験や観察をしよう

小学校の理科の成績をあげるには、まず「理科を好きになること」が一番近道です。
当たり前ではないかと思われるかもしれませんね。
でも、算数や国語と違って、理科や社会の成績をあげるにはその教科ごとの特徴をつかむことが何より大切です。
理科の場合は、まず、暗記項目の部分は徹底的にやらせることです。これは社会でも算数でも一緒なのですが、基本的に暗記が必要なパートは取りこぼしがないように、反復して練習させ、覚えさせるしかありません。

しかし、理科では、暗記したからといってなかなかそれ以上の好成績を望むことはできません。
最近は理科でも、単に暗記しただけでは対応できないような問題が増えています。
理科の特徴は実験や観察です。この実験や観察を通して、理解をし、結論に至るまでの過程を飲み込んでいないと、問題に答えられない事があります。

これは教科書や参考書をいくら読んでもなかなか身に付くものではありません。
実験や観察において実際に本人が体験し、体験した中で暗記した項目や公式といったものと頭の中でつながり、そしてその経過を自分で体系的に体得した上でないと、こうした判断能力を求められる問題には答えられなくなってしまいます。

ですから、高学年になる前にできれば時間のあるうちに、なるたけたくさんの理科の実験教室を体験させてあげましょう。
実験はなにもこうした教室だけでなく、家庭でも簡単にできます。お風呂の中でペットボトルを利用して浮力について実験をしてみたり、ソーラーカーの組み立てや時計の分解などもできます。家庭学習と言うと、どうしても教科書とノートを使って、と思いがちですが、こうした体験も立派な家庭学習です。
観察も、長期の休みなどを利用して、家庭学習と位置づけして、親子で楽しみながら経験したいですね。旅行先で昆虫を観察して図鑑で調べたり、科学博物館へ行ったり、天体望遠鏡を体験するのもいいでしょう。

低学年から中学年のうちにこうした実験や観察を楽しみ、その体験が蓄積されて、実際に公式や理科の項目と重なった時に、本当にその意味を理解して、頭の中に入れることができます。そうすれば、実験などに関わる応用的な問題に対する対応能力もあがるはずです。