褒め方もいろいろある

子供のやる気を引き出すためには、なんといっても「褒めて育てる」事が大切ですね。
しかし、なんでもかんでも褒めればいい、というものでもありません。

特に大切なのは、お子さんの性格にあわせて「褒める」ことです。
お子さんによっては、自分以外の人がいるところで、「すごいねー!」と褒められることによって、自慢に思い、嬉しくなってやる気が倍増します。
ところが、みんなの前で褒められると、ちょっと引いてしまう子供もいます。おじいちゃんおばあちゃんもいる席で「○○ちゃんは最近すごく勉強をがんばっていて、この前のテストは100点だった」と報告すると「やめてよ、お母さん」と不機嫌そうな顔をする子もときおりいます。
本当は嬉しいけれど恥ずかしがってるのだ、と親は思いがちですが、中には本当に周囲に「がんばった報告」をされるのを嫌がる子もいるので、自分のお子さんのタイプを注意深く見守るようにしましょう。

また、大袈裟に褒めるのがいい子もいれば、小出しにして、ちょっとした事でも「あら、すごいじゃない」と褒めてあげるほうがテンションがあがる子もいます。

もちろん、その子の性格だけでなく、その日の気分や褒めてもらう内容によっても変わるでしょう。

やる気を出させるために、褒める事はとても大事なのですが、「やる気を引き出すためには」と親があまり意識しすぎて、わざとらしくなってくると、子供は敏感に感じ取ります。
ですから、親としては子供の努力や姿勢をよく見守って褒めてあげましょう。例えば、テストの点数があがらなかったとしても、それまでにいつもよりたくさん勉強して頑張っていた、という事がわかるのは家庭学習を見守っていたお母さんだけがわかる事です。こういう事こそ、「あんなに頑張ってた姿を見て、お母さん嬉しかった。○ちゃんはすごいなぁと思ったよ。今回はテストの結果につながらなかったかもしれないけど、よくがんばったよね」と褒めてあげてください。

自分の努力、頑張りをお母さんは見ていてくれた、という思い、「お母さんに認められた」という思いが、次のやる気へとつながっていく事でしょう。