家庭学習では「なんでできないの!」は禁句です

毎日毎日、子供の勉強を見守っていると、ときおり「どうしてこう、できないのだろう」と母親も頭を抱えたくなる時があります。毎回同じ所でミスをしたり、せっかく昨日はできたのに今日やらせてみたら又間違えるようになってしまった、とうい場面もあることでしょう。

よく、「感情的に怒ってはいけない」といわれます。
母親が感情的になるというのは、ストレスがたまっている時です。家庭学習におけるストレスは「こんなにやっているのに、うちの子はちっとも成績があがらない」という事でしょう。

その時に多くの母親が、どこかで「こんなにわたしがやってあげてるのに、どうしてうちの子はできないのか」「こんなにわたしが毎日つきあってあげてるのに、なんでやる気をみせないのか」と実は「私がこんなにやってあげてるのに」という部分でストレスを感じているのです。
そのはけ口として、うまくいかなったり、子供が不満げな顔を見せたりすると、わかっていても「なんでこんなこともできないの!」と怒鳴る事になってしまうのです。

勉強しなさい!宿題あるんじゃないの?を言わずにやる気にさせる方法

子供の勉強は、「子供にさせるもの」でも「子供にしていただくもの」でもありません。親が無理矢理勉強させる事は、どちらにしても小学校低学年ぐらいまでで、その後はなかなか親の思ったとおりにはならないものです。また、勉強とは、親が子供にお願いしてやってもらうものでもありません。

あくまで勉強は子供が、子供自身のために必要であり、大人が仕事をするように、子供にとって学校へ行き勉強をすることが大事な事なのだとまず親子で理解したいですね。

そして、家庭学習では母親も一歩後ろにさがって、落ち着いた気持ちで見守るようにしましょう。
時にイライラする事があったなら、ちょっと部屋から出て深呼吸をしたり、別の事をしてとにかく頭を冷やしてから、ふたたび子供の勉強の手伝いをしましょう。

「どうしてこんなこともできないの」、こう怒鳴ったところで、子供は「できるようになる」わけでもなく、「できるようになりたい」とも思いません。
今、できなくても、「がんばって、できるようになろう」という前向きな気持ちになれるよう導くのが母親の役目なのです。